ダイエット

【実はNG?!】ダイエット中に飲まない方が良い飲みもの5選

実はNGな飲み物

・美容に良いドリンクは逆に太りやすいって聞いたけどほんと?
・ゼロキロカロリーなら大丈夫?
・トクホのお茶を飲めば良いの?

こんなお悩みはありませんか?

ダイエット中や血糖値を気にしているかたは、飲み物の選び方を気にする必要があります。

ちまたでは、健康・美容ブームでたくさんのドリンクが売られていますね。

何気なく飲んでいる方も多いですが、実は健康を害しているものもあります。

事実、日々わたしの所にも患者さんや知り合いなどから、飲みものについてのご相談が多々あります。

色々な広告を見て、体に良さそうだなと思って買っては見たけど、かえって肌のトラブルが起きたり、体重が増えたり、糖尿病の数値が悪化したり……

健康のためにと思い飲んでいたものが逆効果だったら、衝撃ですよね…!

この記事では、ダイエット中にもかかわらず何気なく飲んでいるもの、美容や健康のためと思って、わざわざ高いお金をはらって飲んでいるけど、実はNGな飲み物を紹介していきます。

オススメしたくない飲み物5選

それでは、ダイエット中にはおすすめしたくない飲み物5選を紹介していきます。

気をつけて欲しい飲み物

  • 酵素系ドリンク
  • 酢が主原料の美容系ドリンク
  • 野菜ジュース
  • ゼロコー○やトクホなどの0キロカロリーをうたう飲料
  • ヨーグルト、乳酸菌系ドリンク

酵素系ドリンク

酵素は生野菜や果物を長い時間かけて発酵・熟成させて作られるドリンクで、ファスティング中やダイエット中に不足する栄養素を摂れると言われています。

食物繊維も豊富なので便通が整ったり、糖の吸収を抑えたりする効果があります。

酵素の主な成分である「果糖」により血糖値が上がる人がいます。

しかも「果糖」は吸収されるとすぐ、10-20%が肝臓でブドウ糖と中性脂肪に作り替えられます。

そのため「果糖」の量が多い(=果物の量が多い)とブドウ糖の量が増え、血糖値をあげる要因になってしまうのです。

また中性脂肪が肝臓にたまりすぎると、脂肪肝のリスクが上がります。

脂肪肝は血糖値を下げる働きのあるインスリンの効きを悪くする疾患ですので、中性脂肪も多くならないように気を付ける必要があります。

お酢が主原料の美容系ドリンク

お酢には体に嬉しいダイエット・美容効果が多くあることが知られています。

お酢は胃酸分泌を促すことで、胃や腸の動きを活発にする作用があり、お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼をサポートし内臓脂肪を減少させる効果があります。

ですが、酢(酢酸)だけでなく色々と混ざっているものは、お酢の良い成分が半減してしまいます。

今流行っている「○酢」の成分を見てみると、ブドウ糖や砂糖は入っていませんでしたが、オリゴ糖が入っていました。

飲みやすい「お酢飲料」には果糖・ブドウ糖液・オリゴ糖などたくさんの糖分が入っています。

その結果、血糖値が上がる危険性があります。

原液50mlに対してカロリーは61kcal。健康や美容のためと思って何杯も飲むと、完全にカロリーオーバーですね。

野菜ジュース

コンビニやスーパーなどでさまざまな種類のフルーツや野菜のジュースが販売されています。

健康的なイメージがありますが、実は炭水化物(糖質)の量が多いです。

野菜ジュースは、200mLのパックであれば15〜20gの糖質量があるため、総カロリーは100kcalと意外に多いことがわかります。

また野菜ジュースは液体なので、野菜の固形物をしっかり噛んで食べる場合よりも、より吸収が速く血糖値を急激に上げてしまうので痩せない原因となります。

よく咀嚼して食べるものの方が、 噛む→膨らむ→胃の中に留まり満腹感が得られる食後の血糖上昇を抑え、太りづらいです!

0キロカロリーをうたう飲料水

コー○やトクホのゼロカロリー飲料を常習的に飲んでいる方も多いですよね。

ゼロ○ーラの栄養成分表示によると、炭水化物0g、糖類0gとなっており、血糖に直接影響を与える可能性はなさそうです。

ですが、人工甘味料が多用されていますね。

人工甘味料については、糖代謝に与える影響を指摘する意見もあります。

また、味覚障害や肥満、うつ症状などと関連するとの報告もありますし、常習性が強いと言われているので、日頃から患者さんには多飲しないことをオススメしています。

ちなみに、カロリーゼロといっても必ずしもエネルギーが0kcalとは限りません!

飲料の場合、100mlあたり5kcal未満であれば、ゼロカロリーと表示することができる基準となっているからです。

カロリーの表示に関しては、消費者庁の食品表示制度によって、下記のように定められています。

ゼロカロリー
ノンカロリー
飲料100mlあたり5kcal未満
(食品は100g)
カロリーオフ
カロリーカット
飲料100mlあたり20kcal未満
(食品は100gあたり40kcal)
消費者庁HPより引用

ゼロカロリーと表記されていても、実際には「0kcal」ではない場合があるので注意が必要です。

コー○やトクホのゼロカロリー飲料を常習的に飲んでいる方も多いですよね。

ヨーグルト・乳酸菌系ドリンク

一時爆売れした、ヤ○ル○1000はシロタ株が1000億個入っている乳酸菌飲料として有名ですよね。

成分を調べてみました。

メーカー希望小売価格130円(税別)価格は地域によって異なります。
商品カテゴリー乳製品乳酸菌飲料
原材料砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料
内容量100ml
賞味期限容器側面に記載
保存方法冷蔵保存(10℃以下)
容器アルミキャップ付ポリスチレン容器
アレルギー特定原材料乳、大豆
ヤ〇〇ト公式サイトより

砂糖の含有量が一番多いようです。ぶどう糖、高果糖液糖などたくさん入っています。

効果効能としては、下記のような記載がありました。

本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。 本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

乳酸菌自体は体に良い効果があり、害のあるものではないのですが、糖分の含有量が多いことはダイエット中の方にとっては見逃せない事実です。

まとめ

ダイエット中だから、ジュースは避けている!という方は多いかもしれません。

ですが、こちらで紹介した飲み物に関しては、あえて積極的に摂取している方もいるでしょう。

それぞれの飲み物には効果効能をうたっているものも多く、考え方もそれぞれです。

血糖値が上がりやすい飲み物は、太りやすいため、体質や体調に合わせて選ぶことをおすすめします!

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