スマホdeドックで生活習慣病予防をスマートに!
生活習慣病は現代社会において深刻な健康問題ですが、健康管理は以前よりもかんたんになりました。
KDDIの「スマホdeドック」の採血キットを利用すれば、自宅で簡単に血液検査が行えて、生活習慣病の予防や管理に役立つ情報を手に入れることができます。
この記事では、健康診断をなかなか受けづらい個人事業主やフリーランスや主婦の方でも、生活習慣病の予防や管理に役立つ画期的なツールをご紹介します。
もちろん会社員の方の『会社の健康診断』以外での健康管理にもお役立ていただけます。
ぜひ参考にしてみてください。
「スマホdeドック」でわかること
生活習慣病が気になったり、数値の異常を指摘されたことはありませんか?
健康診断は、自分の健康状態をチェックするもので、会社等により強要されて受けるものではありません。
でも、残念ながら健診を受けたことがない人や、受けていても異常値を放置している方も多いのが事実です。
スマホdeドックは、一般的な健康診断と同等の検査が自宅で受けられますので、気軽に利用できます。
検査でわかる項目
中性脂肪、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、血糖値、HbA1c、総タンパク、アルブミン
※参考指標として、腎機能の低下を早期に発見する「eGFR」
それぞれ詳しく解説します。
1、脂質代謝:中性脂肪・総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール
脂質代謝の数値が悪化すると血管内の炎症が起こりやすくなり、動脈硬化などのリスクが高まります。
血液中の脂質の量を調べる検査で、大きく中性脂肪とコレステロールにわけられます。
どちらも体にとって不可欠ですが、増えすぎると動脈硬化の原因になるのです。
2、肝機能:AST(GOT)・ ALT(GPT)・ γ‐GT(γ‐GTP)
肝機能の悪化が進むと、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などのリスクが高まります。
AST、ALTは、肝細胞のなかにあり、肝細胞が壊れると血液中に漏れ出てくる酵素です。
このためこれらの数値が高いと急性肝炎や慢性肝炎などの肝障害が疑われます。
γ‐GT(γ‐GTP)はアルコール性肝障害の指標としてよく知られています。
3、糖代謝:血糖・HbA1c
糖代謝の数値が悪化すると、糖尿病が進行し、合併症である心筋梗塞、脳梗塞、腎障害などのリスクが高まります。
血液中の糖の量をチェックして、糖尿病の傾向があるかどうかを調べる検査です。
糖尿病は、血糖値を下げる「インスリン」の効きが悪かったり、分泌が不十分だったりすると発症します。
進行すると、失明や腎不全、手足の壊疽による切断にもつながるおそろしい病気です。
自覚症状がほとんどないため、見逃さないための血液検査が不可欠です。
4、腎機能:クレアチニン・ 尿素窒素
腎機能の数値が悪化すると急性腎炎、慢性腎炎、腎不全などのリスクが高まります。
腎臓の「ろ過機能」が低下すると、クレアチニンや尿素窒素といった体内の老廃物が血液中にたまることになり、血中濃度が上昇します。
腎臓は一度悪くなると回復が難しいため、徐々に腎不全へと進んでしまう危険性があります。
5、栄養状態(総タンパク・アルブミン)
栄養状態の数値が悪化すると、体力低下や免疫力低下などのリスクが高まります。
血液中のタンパク質の量を調べることで全身の栄養状態を判断します。
バランスの悪い食事や過度のダイエットなどによって栄養状態が悪くなると数値が低くなります。
6、尿酸
尿酸の数値が悪化すると高尿酸血症および痛風発作などのリスクが高まります。
尿酸値が高い状態を高尿酸血症と言い、痛風発作の原因になります。
尿酸は、食事を通して体に入った「プリン体」や、新陳代謝で体内に産生された「プリン体」が分解されてできる物質で、血中濃度を一定に保つよう尿のなかに排出されているのです。
体内の尿酸量が多すぎたり、腎臓からの排出が低下したりすると高尿酸血症になってしまいます。
生活習慣病予防に関する内容は、こちらの記事を参考にしてください。
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スマホdeドックの使い方と特徴
スマホdeドックは、自宅に居ながらにして少量の血液だけで健康診断が可能なツールです。
ここでは、具体的なキットの使い方と、商品の特徴を紹介します。
スマホでドックの使い方
キットの具体的な使い方の手順をご説明します。
スマホdeドックを使う手順
- 『スマホdeドック』を注文する
- 採血をする
- 採血したキットを郵送する
- 結果を確認する
1、スマホでドックを注文する
スマホdeドック の注文は、もちろんスマホからできます。
ポイント
- スマホdeドック を注文します
- キットが届いたら必要物品が全て揃っているか、確認しましょう!
- 物品を全て取り出し説明書通りにセットします
2、採血する
次の手順に沿って、採血してみましょう。
一人でもできますし、心配ならご家族やパートナーに協力してもらうと失敗が少ないです。
採血の手順
- 消毒布で指先を消毒して、ランセットを指先に押し当て、カチッとするまで押しつけます
- 針を刺した箇所から、血液を絞り出します
- 出した血液を吸引器で吸い取ります(白い部分がなくなるまでひたひたに吸い上げます)
- 薬液の入ったボトルに吸引器を差し込み、赤くなったチップを落とします
- 吸引器を取り出して、白いキャップを閉めます
- 検査液が、ムラなく赤くなるまで左右に30回ほど撹拌します
- シリンダーを一番下まで押し込み密閉します
- シリンダーはそのままで、ボトルに蓋をして終了です
採血が完了したら、24時間以内にポストに投函してください。
おおよそ1週間ほどで、健康診断の結果がスマートホンに送られてきます。
スマホdeドックの特徴
- 厚生労働省から医療機器として承認された血液検査セットです
- 指先からほんのわずかな血液(0.065ml)を使用して検査を行い、医療機関で受ける検査と同等の結果が得られます
- 『即時血漿分離技術』を採用しています(日本・アメリカ・ヨーロッパで特許取得)
- 個々の検査結果はデータベースで厳重に保管され、第三者に漏洩することはありません
スマホdeドックの効果
スマホdeドックを利用した生化学14項目検査で、若年層の85%、40代以上の95%の方が異常(B~D判定)の結果を示したとされています。
これは、若い人々も早期の健康問題を発見する機会として有用であることを示しています。
健康診断の目的
健診の目的は、死亡原因の上位であるがんの早期発見や、心筋梗塞、脳卒中などの重篤な病気の予防にあります。
症状の無い病気を早期に発見し、一人一人の健康を守るために、定期的な健康診断を受けることが大切です。
ポイント
- 一次予防:病気にならないよう健康の維持増進に役立てる。生活習慣を改善するきっかけを作る。
- 二次予防: 病気の早期発見、早期治療に役立てるため。自覚がなくても病気が進行している場合もあるため、重症化する前に早期発見、治療につなげる。
まとめ
健康診断を受けることで、無自覚な異常値やリスクを早期に発見し、適切な対策を取ることができます。
生活習慣の改善項目を見つけ出し、将来的に病気になるリスクを軽減するきっかけにしましょう。
会社や自治体などで定期的に受けている方は安心ですが、強制的に健康診断を受ける環境にない方は、ぜひ一度検査してみることをオススメします。
スマホdeドック の注文は、スマホからでき結果もスマホに送られてくるので、誰にも知られずに病気のリスクをチェックできます。
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